ダッチオーブンにおけるシーズニング
ダッチオーブンは煮る・焼く・蒸すとなんでもできる万能な鍋ですが、購入してから準備しておく注意点があります。
購入したら即使わずにシーズニングを行います。
シーズニングとは、出荷前に鍋に塗られているさび止め用のワックスを落として、鋳物の表面に油をしみ込ませて鍋をコーティングする作業のことを言います。
こうすることによって、料理をしたあとに鍋ににおいや焦げ付きが付きにくくなるのです。
用意するものは油、オリーブオイルが好ましいです。
ヘラ、台所用洗剤、金属以外のたわし、キッチンペーパー、野菜のくず、耐熱性手袋です。
作業は煙が出て高温になりますので屋外が望ましいのと、やけどには十分注意が必要です。
鍋に水を入れ沸騰させてワックスを溶かしだします。
沸騰したら火を止め湯が冷めたら優しくたわしでワックスを落とします。
お湯を捨てて鍋と蓋を弱火で約30分加熱します。
その後火からおろし鍋の温度が冷めたらオリーブオイルを塗ります。
オイルを塗った後強火にかけます。
これを4〜5回繰り返します。
最後に野菜くずを炒めます。
こうすることで鉄臭さが取り除かれます。
ステンレスやアルミ製のダッチオーブンはシーズニングはいりません。